ロシア国内に異変か、プーチン氏に焦り? テレビで国民へ声明「西側諸国のせい」
4/6(水) 19:38
All Nippon NewsNetwork(ANN)
ロシアのプーチン大統領が国営テレビに登場しました。国民に向けて語られたこととは。
執務室で政府高官らとのオンライン会議に臨むプーチン大統領(69)。
アメリカやイギリスなどから「戦争犯罪人」として責任を問う声も上がるなか、何を語るのでしょうか。
ロシア、プーチン大統領:「西側諸国のせいでロシア産の天然ガスは値上がりし、物流も妨げられ、
今ヨーロッパでは農業で使う肥料などが減っているが、これも彼らが自ら招いたことだ。
経済やエネルギー分野における過ちをロシアに責任転嫁しようとし、さらにはロシアの海外資産を国有化しようとするなど
『もろ刃の武器』だということを忘れてならない」
世界最大の小麦輸出国であると同時に肥料の主要生産国であるロシア。
日本など西側諸国の経済制裁によりエネルギー価格上昇と肥料不足が重なれば、
世界中で深刻な食料危機などを引き起こす恐れがあると主張しました。
ロシア、プーチン大統領:「今後の輸出については慎重に検討する必要があります。
特に我々に対し敵対的な政策を行う国々には、食料の供給を注意深く監視しなければならない」
この発言の裏には、ウクライナ侵攻に対する制裁措置でロシア経済に変化が生じていると専門家は指摘します。
ロシア政治に詳しい筑波学院大学・中村逸郎教授:「一番、大きいのはスーパーマーケットで物を買った時にレシートが出ますよね。
あのレシートが不足しているんですって。あとオリーブ油が足りない。
バナナが足りない。身近なところで、やはり経済制裁が市民生活の中で効いてきているということでプーチン大統領かなり焦りが見えてきているなという印象です」
ロシアの独立系世論調査機関が先週、発表した最新の調査によりますと、
プーチン大統領を「支持する」との回答は83%に達し「支持しない」は、15%でした。
また、ウクライナでの“特別軍事作戦”に関する調査でも81%が支持。
テレビやラジオの活動を停止させるなど言論統制を行い「解放」のための闘いと称し、侵攻を続けるロシア軍。
停戦協議が開かれる一方で、ウクライナ市民に起きている惨劇は強い衝撃を与えています。
国連、グテーレス事務総長:「ウクライナの戦争は今、止めなければならない。平和実現のため真剣に交渉する必要があります。苦しんでいる人々や弱い立場の人たちを救うため、すべての権限を行使するよう求めます」
人権侵害を疑い国連が対応に乗り出す事態に。プーチン大統領は、一体、どのようにこの戦争を終わらせるつもりなのでしょうか。
今後の去就に注目が集まります。
ロシア政治に詳しい筑波学院大学・中村逸郎教授:
「最初は首都キーウ(キエフ)を狙ったわけですけど
手ごわいということで一気に首都陥落ではなく小規模な都市をピンポイントで狙っていくと。
プーチン大統領が狙っていることは最終的にウクライナへの焦土作戦」
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/71958126cd4faf7ff6fa742d279847372f65ca36&preview=auto
戦争なんて、早々に終わって欲しい。
マジで思うんだけど、どうしたらそうなるんだ?
>・・我々に対し敵対的な政策を行う国々・・
さすがプーチン皇帝。言うこと、言い回しからして違うよね。
嘘をつく、人のせいにする、この小柄な男をなんとかしてくれ
ロシアは兵役に若者を奪われて労働力不足、
ウクライナは戦時下で農作物の生産どころじゃない。
今年は両国の農産物の生産量は激減するだろうな。
地域によっては飢餓が発生、しなくとも価格高騰は免れまい。
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